2008年12月18日木曜日

キヤノンEOS50Dの実力

キヤノンEOS50Dの実力
 カメラの画素数とは何だろうと思いながら、このレポートを投稿している。
 キヤノンのEOS50Dは、外観はその前に発売されている40Dと一見しただけでは解らない。一般の人が見ただけでは解らないが、カメラの中は画素数以上に大きな改良がされている。もちろん、1.5倍の画素数は、かなりの画像を出している。上から、40Dで撮影したものと、その一部分の写真を載せているが、50Dの撮影したものと比べてみると、その差は歴然とした差になっているのが解りる。大きな違いは、画素が大きくなり、ピントがくっきりとしている点がその画像に現れてきている。もちろん、ディテールがはっきりと表現されている。
 悪いレンズから、良いレンズに変えた時の違いが出てるのには驚いた。もちろん、CMOSセンサーが改善された点も影響あるのかも知れないが、それ以上に画像が群を抜いて40Dよりも良くなっていることは確かである。画素が多くなることで、同じ画角のカメラがこれほど画像に違いが出るとは思わなかった。
 また、液晶の画面が23万画素から92万画素に変更されて、撮影した画像の確認が正確に行える点も大きな改良点で、撮影したものを液晶に再生する時の画像は、ハイビジョンと普通のテレビとの違いさえ感じるものだ。その点では、この液晶の画素数が4倍になっているのは、いい結果を写真にもたらす。大事な写真を確認するときに40Dの表示では不確かなところが今まではあり、液晶がプロのカメラの機種としては使えなかった。このカメラをプロ機と考えるのはどうかと思うかも知れないが、充分に使用できるもので、APS-Cの画面サイズではこの他のスペックは必要ないものと思われるほど完成度は高いからだ。
 連続撮影も、7コマ弱で撮影できるし、JPGでの撮影枚数はDMAの企画のカードを使用すれば90コマも連続撮影できる。また、ライブビューも進化し、顔認識や露出を確認しながらセットできる機構になり、使い易くなった。 
 液晶での基本設定もボタン一つで設定できるようになり、三脚を使用した時の便利さがましている。音の好みはいろいろとあるが、静かなシャッター音であり気にならない。基本的には、あまり、大きな音は個人的にはしない方が良いと思っているからだ。ライブビューからの撮影は、よほど耳がいい人にしか解らないくらいだろうと思う。
 このような40Dから50Dと進化を遂げたキヤノンのEOS50Dだが、このカメラの良いところは、実際に画像を比べてみて、撮影しなければ50Dの本当の実力は解らないかも知れない。





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